新米静香Pから見た THE@TER BOOST!
はじめに
遅くなりましたがTHE@TER BOOST!に参加されたPの皆様、お疲れ様でした。TAに参加していなかった自分にとって、こういった企画は初めての経験でした。
ここでは投票終了までの流れを振り返りつつ静香Pの視点でTBについてあれこれ書こうと思います。
THE@TER BOOST!について
振り返る前にTHE@TER BOOST!について概要を説明しておきます。
概要
39プロジェクトに届いた3つのオファーのキャストを投票によって決定する。
各オファーごとでユニットを組み、ミリシタで登場する。
3つのオファーにはそれぞれ5つのキャスト枠がある。このため39プロジェクト39人のうち、15人が最終的に選出される。
オファーのテーマとキャスト枠については以下の通り。
期間
企画全体期間
- 2017/12/16 0:00 ~ 2018/03/31 23:59
投票券獲得期間
- 2017/12/16 0:00 ~ 2018/01/15 23:59
投票期間
- 2017/12/16 0:00 ~ 2018/01/22 23:59
結果発表
投票について
投票資格
- ミリシタをプレイしていて、プロデューサーレベルが10以上の人
投票権獲得方法
- 投票権獲得期間中のログインプレゼント(1日1枚)
- デイリーミッション「上記のデイリーミッションを達成しよう」の達成
- 対象ガシャの「1日1回限定【有償】60個ガシャ」(12/21~)
- 対象イベントでの報酬
- プラチナスターツアー~Princess Be Ambitious!!~
- THEATER SHOW TIME☆
- プラチナスターシアター ~HOME,SWEET FRIENDSHIP~
※1アカウント当たりの最大獲得可能投票権の枚数は390枚
振り返り
12/15日に放送されたニコ生、「ミリシタ 2017年サンキューニコ生」にてTBが発表されました。グリマスの静香コンベを見るとTB開始直後にはすでに、「三姉妹カフェ・次女」で一本化する方向性が決まってきていたようです。
TBの仕様上、どれかのキャスト枠で得票数1位とならなければいけないので、早期の一本化決定はいいことであったと思います。むしろ必須といえるかもしれません。
投票が始まると次女枠は静香、美奈子、紬がTop3になりましたが、紬陣営がいつのまにやら「名探偵ナンナン」という凄まじいパワーワードとともに「劇場サスペンス・探偵」に一本化したため、そこからは美奈子との一騎打ちになりました。
両陣営の得票の流れと自分のやったこと
こちら*1のオープンデータを利用して静香と美奈子の戦いをグラフにまとめました。
なお、このデータでの最終獲得票数は
- 最上静香・・・・1212888票
- 佐竹美奈子・・・1193161票
です。
あ、あれ?グラフのにょろにょろ一本しかないやんけ!
と思った方がいるかどうかはわかりませんが、票差が全体の得票数と比べてほとんどない状態が全期間にわたって続いたので、グラフがこうなってしまいます。そこで票差(静香-美奈子)のグラフを作成しました。
票差が+の時は静香が、-の時は美奈子がリードしている状態です。
投票券が獲得できるイベントがすべて終了し、1/11(麺の日)の23:00から1時間行われた両陣営の一斉投票が最初の大きな動きといえます。
この最初の一斉投票で静香は45999票、美奈子は24395票を集め、はじめて大きくリードしました。しかしながら、その後じわじわと差を詰められ、1/15での美奈子2回目の一斉投票(おかわり)で逆転されます。この一斉投票も23:00~の1時間だったはずですが、日付が変わり1/16になってからの30分間でも8000票近く美奈子に票が入っています。美奈子陣営の勢いをものすごく感じました。
ここからは胃が痛かったです(ホント)1/17の10:30には静香がまた抜き返しましたが、その日だけでも1位と2位が7回入れ替わり、そのあとも順位入れ替わり状態がずっと続きました。
コンベや有志の方が作ってくださった静香discordでの盛り上がりを眺めていた私でしたが、さすがに何かしようと思い、とりあえず1/21の2回目の静香一斉投票(アンコール)の告知画像(左)と最終日の静香応援企画(ラストオーダー)用のスライド(右)を作成しました。
多くの方がこれをリツイートしてくださいました。ほんの少しは貢献できたのではないかと思います。
その後、美奈子3回目の一斉投票(1/22の0:00~1:00(デザート))が決定。最終日直前の両陣営の一斉投票を皮切りにどちらも大きく票が動きました。
一斉投票と最終日のまとめ
↑に行われた一斉投票企画と最終日の獲得票数をまとめました。青の網掛けは同時、パターン網掛けは連続して行われた一斉投票ということを表しています。
一斉投票企画での両陣営の総獲得票数は、静香(70394票)、美奈子(58011票)でした。最終日に入った票数はほとんど同じなので、これだけを見ると一斉投票企画での差が最終的な票差になったようにも見えますが、票差のグラフを見ると最終日も何度か順位が逆転していることがわかります。
本当に最終日、投票終了直前のわずかな勢いの差が票差として最終的に表れたのだと思います。
静香陣営も美奈子陣営も
早期の投票先一本化⇒一斉投票による流れを作る(ペースメーカー)⇒最終日決戦
の流れが決まっていたのでここまで接戦になったのでしょう。
ここまでデータをこねくり回していろいろ言ってきましたが、次女争いはTB内でも最も激戦区のひとつだっといえると思います。
ネコ争いでの志保陣営「しほあつめ」からの美也陣営の「38時間一斉投票」での大逆転や、探偵争いでの「箱根ブースト」など、これだ!といった劇的なシーンはないかもしれませんが、競った1ヶ月がずっと接戦だったのはまさにドラマチックだったといえます。
結果発表まで最終的にどうなるかはわかりませんが(不正票関連)、とりあえずまとめた次第です。
さいごに
期間中Twitterを飛び交う絵やダイマ素材は次女だけでなく他の配役も含めて、本当に圧巻されました。静香が次女争いでいっぱいいっぱいだったので他の子を応援することができませんでしたが、各陣営の工夫を凝らした企画や愛溢れる絵は見ているだけで幸せでした。(個人的にはオードリー・ヘップ馬場ーンとマツリン・モンローからの「#このみorまつりどっちをDecided」が好きです。特に馬場ーンは滅茶苦茶笑いました)
「与えられた配役に対してアイドルを投票する」
言葉で書けばたったこれだけですが、そう一言ではいかない、様々な思いや葛藤があったのがこのTHE@TER BOOST!だと感じました。
今回もし、静香はどの役がいい?と聞かれると間違いなく「次女」と答えたと思います。ですが、次女に投票した静香Pの中にはそうでない方もいらっしゃったかもしれません。
集団である程度意見を統一してプロデュースするという難しい状況に、先陣を切って一斉投票企画の立案などをはじめとした、様々な提案、意見を出し合ったPの皆様に一静香Pとして感謝したいと思います。
また、一緒にTBを盛り上げた美奈子Pをはじめとした参加された全Pも本当にありがとうございました。本当に充実した1ヵ月でした。
アイマスとわたし
はじめに
この記事は「やきゅべんと」Advent Calendar 2017の30日目の記事です
by おかか
29日目の記事はクナウドさんで「杏のダイマとDigについて」です。
31日目の記事はa54さんで「ミリオンライブ!における担当の紹介」です。
改めまして
いきなりブログをクリスマスの夜に作ったのは、上で紹介した「やきゅべんと」Advent Calendar 2017に参加させていただけることになったからです。
このブログではわたしが好きなことや気になることを、すばらしい文章圧倒的駄文力で綴っていく予定です。
今回はわたし”おかか”が「アイドルマスター」というコンテンツに対して思うところを書いてみようと思います。
で、いつから始めたの?
明確に「この時期からアイマスを始めたよ!」ということをはっきりとは言えません。いつのまにやらこの世界に住み着いていたというのが正解だろうと思います。
中学生のころはニコニコ動画やユーチューバーがまだいないYoutubeを見ていました。ちょうどフラッシュ時代から動画時代に移り変わるような時期だったと思います。そこにアイマスソングやアイドルが他のコンテンツのに交じって登場していたのです。有名なのはニコニコ動画組曲とかですかね。それがおそらくはじめてアイマスに触れた時です。
地元で目撃したメーデー!
地元、徳島市で開催されている「マチ☆アソビ」というイベントがあります。徳島県の県庁所在地とはいえ、たぶん訪れずに一生を終える日本人のほうが多い街、徳島市でサブカルチャーを主体としたイベントが大規模に行われていること自体奇跡のようなものですが(奇跡が起きた理由は長くなるのでカットします)、そこにアイマスがコンテンツとして参加するようになったことがアイマスに対して自分の関わり方が変わったきっかけです。
所謂765本家とデレマスの二つがマチ☆アソビにはよく参加されています。とても印象に残っているのが2012年のゴールデンウィークに開催されたマチ☆アソビvol.8でのデレマストークショーです。
正直言ってトークの中身は全く覚えておりません(ひどい)。モバマスがさっぱり何なのかわかっていませんでした。でもこのトークショー内で行われたデレマス最初のライブに関してはしっかり覚えています。
見慣れた新町川 *1 に架かる新町橋のすぐ横のステージで双葉杏役の五十嵐裕美さんといっしょに多くのPたちが「メーデー!」とコールしているのは軽くカルチャーショックでした。ここ徳島ですよ? *2 。
どうしてあそこまで夢中になれる人がいるのだろうと当時高校生だったわたしは興味を持ちましたが、まさか自分があの中に入るとはこの時夢にも思っていなかったのです。
Pの端くれとして
大学に入り、高校時代までと比べて時間や金銭的な余裕が出てきてから本格的にプロデュース活動を始めたと思います。特に同僚の方々との交流はここ最近からです。
アイドルマスターシリーズは1つのコンテンツ内に多くの作品群 *3 が存在し、その中にさらにゲーム、コミカライズ、アニメ、ドラマCD…という感じに巨大なメディアミックスを構成しています。さらにアニメ作品は作品群の世界をつながりを感じさせるものがあったり、コミカライズではパラレルワールドのように描かれているものもあったり、LVイベントは様々な世界線のアイドルを描いた、それでいてアイドルのコアとなる部分を大事にした多くの楽曲を声優さんの最高のパフォーマンスと共に同僚みんなで楽しむ機会とも言えます。
コンテンツ全体が単純な樹形の形態をとるのではなく、網の目のように広がったコンテンツであり、網の目のように広がっているからこそPそれぞれのアイマスとのかかわり方があり、そこから生まれるプロデュースは同じものが一つとしてない非常にバリエーションの多いものです。そこがわたしがこのコンテンツを微力ながら応援していて最も面白い点だと感じるところです。
この面白さとそこから生まれてくる楽しさを全力で支えてくださっている多くの声優さんをはじめとした方々には感謝の一言しかありません。また、同僚の皆さんとの語り合いや同人作品に触れることはそのプロデュースの一つ一つに触れる大切な機会と考えています。
「じゃあおまえは担当についてどう考えているんだ」という話はまたこのブログで別の機会に書こうと思います *4 。
これだけ大きな広がりを持つのにアイドル1人の存在を同じ同志たちと考えられる。これが新町川で初めて「メーデー!」を目撃した端くれPがPである理由です。
最後に
ここまでグダグダと的外れなことを書いてきたかもしれませんが、前述したような面白さを大切にしつつP活をやっていくことがPとしての目標です。わたしが知らない世界がアイマスにはまだまだあるでしょう。きっとその面白さ全体の1%も知らないかもしれません。
これから先アイマスがどうなっていくのか、どう変化していくのかといった一抹の不安はあります。しかしながら、これから先どんな展開が待っているのかを、自分がどうプロデュースしていくのかを考えることのほうが今はワクワクします。
担当の鷺沢文香さんは、新田美波さんとこの曲でこう歌っていました。
変わらなければ やがて朽ちてく
忘れ去られたメリーゴーランドねイリュージョニスタ!より抜粋
メリーゴーランドにはずっと回っていてほしいですね。
それではよいお年を!by おかか
それと「THE@TER BOOST!」三姉妹カフェ「次女」の最上静香さんをよろしくお願いします。投票所に急げ!